自作アンプ・・・遠い昔

無銭と実験12月号を買ってきた。最近は、本屋で立ち読みでさらっと目を通す程度で購入に踏み切ることは、滅多にない。今回買ってみたくなったのは、製品紹介の頁にオーディオテクニカの創業50周年記念限定カートリッジの記事が目を引いたのと小林貢氏の「ジョン・コルトレーンLP 5作の録音への疑問」の記事が面白かったからである。不自然な音像定位の解説は、我が意を得たりという感じである。なかなかこういう事実は、記事になることがないのでよく書いていくれたと思う。演奏者の不自然な配置による偏った音像定位は、記事の中のコルトレーン、アート・ペッパーだけじゃない。自分の手持ちのボブ・ディランのCDでもボーカルとギターが左右チャンネルで分かれているなんてことがあった。
アンプの製作記事は、お馴染みのレギュラー執筆者の連載が40年近く続いているのには驚きである。新作の度に音質向上と言っているが40年もの間 音質向上し続けることがあるのだろうか。年間5作として40年で200作。1作毎に前作比5%音質向上したら1000%向上なのか1.05の200乗の17292倍なのか。40年前のシステムと比較試聴してみたらどうなのだろう。同じ所をグルグル回っているだけのようなことなのじゃないのかという気がする。アナログ増幅の技術は、40年程前に確立されてブレークスルーは、起きていないと思うのだがどうだろうか。自分としては、フルデジタルアンプに拘っているのでそういった製作記事があれば読みたいしコピーしか出来なくても製作してみたい。




今日聴いたリッピングファイル
ノエル・ギャラガー
ハイ フライング バーズ
兄弟喧嘩の末にオアシス脱退後2年 ノエル・ギャラガーのソロアルバムである。ロックの細かいジャンル分けは、まるで分かっていない。オアシスがどんなバンドでどんな演奏をしていたのかもまるで知らないでCDを買ってみた。ロッキン・オンという雑誌を何となく買ってみて会社の昼休みに読んでいるがロックミュージシャンのインタビュー記事がぎっしり書いてある。我の強い個性むき出しのロッカーたちの本音に触れられて面白い。こういったきっかけでもなければ買うことも無かっただろうと思う。
-23dBで通して聴いてみた。ハードロックではないのでやかましい音楽ではない。割りと聴きやすく楽しめるが音質は良くない。エレキギターの演奏が入った録音は、どんなバンドでも歪ぽく聴こえるがこのアルバムでも同様である。ギターアンプがクリップしていてスピーカーから出た音をマイクで収録するというような録音なのだろうか。アコースティック楽器の演奏では歪み感がなく自然な音場感になる。ボーカルは、エコーがかかりすぎで不自然な感じ。オーディオ的視聴に向くソースではないと思う。もう少しロックの勉強をしてみないとこのミュージシャンの良さは分からない。オアシスのアルバムでも買ってみよう。
次は、ニルヴァーナにトライ

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