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プレイヤーキャビネット検討

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防振ゴムのインシュレータを外して元に戻した。"古代ギリシャの音楽"をかけてボリューム0dBで聴いていたら突然ハウリングが起きた。ボリュームを下げると止まるが0dBまで上げると盛大にハウリングが発生して止まらなくなる。これでは実用にならないのであっさり諦めることにした。防振ゴムでは、インシュレータとして機能せずオーディオラックと一体化してしまうようである。この事自体は、狙いと合っていたから良いがやはり床の強度とマスが不足している環境では音圧の影響をまともに受けるようである。 SL1200MK3の積層キャビネットの検討だがオーディオラックとの一体化の構想は諦めざるをえなくなったのでインシュレータを脚として付ける構造とする。キャビネットのサイズもオーディオラックの寸法に合わせる必要もなくなった。コンパネは、600×450でカット済みだがこれは別の用途に転用することにしてひとまわり小さいサイズで板材を買い直すことにしたい。 SL1200MK3のフレームを裏返して凸凹具合を確認してみる。ドーム状の部分と周辺部の電気部品、ネジ穴のある多数の突起部分をキャビネットと干渉しない様に板材を切り抜く必要がある。切り抜きすぎるとキャビネットの強度、マスが低下するのでギリギリの位置を割り出しておきたい。

SP10MK2インシュレータ交換

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ホームセンターで防振ゴムを買ってきてADプレイヤーのインシュレータと交換してみた。今までオーディオテクニカのインシュレータを使っていたのだが合板積層ボードの厚みが105mmありインシュレータを挟むと更に高さが40mm程上がり目の前に大きな物体が視界に入り圧迫感があった。購入してきた防振ゴムは、厚さ10mm 100mm角のサイズである。インシュレータと交換すると30mm程高さが下がるだけだがこれだけでも随分低くなった様な印象がある。"シルヴィオ・グゥアルダの芸術"をかけて試聴してみたら今までより低域の押し出しと中高域の炸裂する音の尖鋭度が増したように感じた。プレイヤーのキャビネットとオーディオラックが一体化した効果が現れたのかもしれない。ハウリングの心配もなくデメリットは無いように思う。安物の防振ゴムだがインシュレータとして充分以上の機能があると思う。 左側が防振ゴムでこれは厚さ10mm75mm角である。右側の4個は、外したオーディオテクニカ製のインシュレータである。

SL1200MK3キャビネット構想図

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SL1200MK3のキャビネットの検討をしてみた。今回は、シミュレーションだけでなく製作までするつもり。ホームセンターで15mm厚のコンパネ(1800mm×900mm)を購入した。カットサービスで600mm×450mmで6枚にカットしてもらい自宅に持ち帰った。オーディオラックと幅、奥行き同サイズにしてそのまま重ねるか手持ちのインシュレータを間に挟むか防振ゴムをホームセンターで買ってきて挟むかしたい。15mmコンパネを6枚積層くりぬきにして分解したSL1200のモーター部とトップパネルを組み込む構造とする。完成イメージを掴む為、VISIOで図面を描いてみた。完成時の見た目のイメージは、これで良しとして問題は、トップパネル下の凸凹の構造体をボードに落としこむには、積層する各板を凸凹に合わせてくり抜く必要がある。複雑な切り抜きの形状、寸法をどう図面化するかが課題である。根気よく凸凹を採寸するしかなさそうである。 プレイヤーをオーディオラックに乗せたイメージ。インシュレータは、Victor HAI1を5~6個挟んでみる。

SL1200MK3分解

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SL1200MK3を分解して改造の方向性を探ってみることにした。ターンテーブルを外してモーター部のカバーを外してみた。気になっていたステーターコイルと基板が分離出来るかどうかだがこれは無理なのが分かった。問題は、ステーターコイル周りの薄い板でできた円形の物である。よく見ると外周にコイルの様な物が張り付いていてプリント基板と一体化している。どうもFGコイルの様である。この構造では軸受とステーターコイルを取り出して自作キャビネットに組み込むのは断念した方がいい。トップパネルとモーター部、FGコイル、基板は、一体物として活用することにする。 トップパネルの下に付いている構造材を外してトーンアームも外してみた。TNRという制振樹脂と重量ゴムシャシーは、廃棄することになりそうである。不燃ごみにでも出そう。アームは、使うこともなさそうだがオブジェとして残しておこう。インシュレータは、使い道があるかもしれないので保管することにする。 結局この部分を自作キャビネットに組み込むことになった。ホームセンターでコンパネを裁断してもらってキャビネットを作ることになるが詳細は、図面を描いて具体化していきたい。

SL1200 MK3 テスト

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SL1200 MK3をアンプに接続して音出しをしてみた。アンプのPHONO端子の接続をEPA100MK2から繋ぎ変える。トーンアームにカートリッジ205CMK2を取り付けてバランス取りしているとウエイトが逆向きに取り付けられていることに気がついた。針圧目盛が見当たらないのでおかしいなと思ったら反対向きなのである。ウエイトを付け直してバランス取りをする。アームの動きがクリティカルすぎることはないので水平バランスが取りやすい。レコードをターンテーブルに乗せ回転させてカートリッジを盤面に下ろしアンプのボリュームを上げて試聴開始。ボリューム0dBで聴き始めるが音が小さく感じる。ボリュームを更に上げていって気がついた。左チャンネルから音が出ていない。スピーカーに近づくとアンプの残留ノイズしか聴こえない。ここでテスト中止。プレイヤーをSP10 MK2に戻してカートリッジを205CMK2にして試聴してみると両チャンネルとも正常に音が出る。カートリッジの断線ではないのでSL1200MK3のトーンアーム内部配線かアーム出力コードの左チャンネル断線である。HARDOFFは、動作チェックをしたのだろうか?3ヶ月以内なら返品OKなのだが返品はしない。元々トーンアームは、交換するつもりだったしかえって本体を分解するのに踏ん切りがついたとも言える。ただ当面このまま使うということはできなくなったので暖めていたアイデアを具体化していく方向に大きくシフトしていこうと思う。

SL1200 MK3

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HARDOFFで中古のSL1200 MK3を買ってきた。97年式である。今更アナログプレイヤーを買い足してどうするという感じだが手持ちのSP10 MK2も年代物で壊れた時のバックアップ用として1台確保しておきたかったのである。パナソニックがSL1200 MK6を生産し続けてくれれば何時でも新品を買えたのだが今では中古で探すしかないのである。幸いDJ用途で使われていただけあって中古市場には大量に出まわっている。ヤフオクの出品を毎日チェックしていたが中々入札に踏み切れず模様眺めしている内に時間切れになってしまうのである。あまり出品が多くても目移りしてダメである。結局、HARDOFFでリアルに購入することにした。以前からHARDOFFに立ち寄る時は、楽器コーナーをチェックしていてMK5とMK3が1台づつ展示してあったのだが店に行ったら行ったで買わずに帰ってくることを繰り返していた。そのうちMK5は、売れてしまいMK3だけが残っていたのである。 今、思えばMK5を買っおけば良かったのにと後悔しても後の祭り。店頭に一つしかない状況の方が迷う要素が無くて決断して買い易かったとも言えるので良しとしたい。持ち帰って現物をチェックしたら傷や汚れも少なく美品の部類と思える。 これをどう活用するかは、色々とアイデアを煮詰めてある。アームを手持ちのSAEC WE308に交換する。キャビネットを自作してトップパネルより上の部分を取り付ける。モーターとターンテーブルと制御回路を取り出してパーツのみ自作キャビネットに組み直す。キャビネットとラックを一体化したプレイヤー一体型オーディオラックにする等である。 当面は、ラックの上に置いてこのまま使うことにする。ラックの上段に置いてあったBDP-S370とDV600AVは、ラック下段に合板と角材で中間の段を設けて置くことになった。

CUSL2-Cマザー

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剥き出しのマザーボードCUSL2-Cにシャシーを取り付けてみた。マザーボード単体では、強度が無くて撓んでいるのが気になっていたのと基板裏面が直接接する様なセッティングも良くないと思っていた。ホームセンターで買ったまま納戸に放置していたアルミ板(板厚3mm)を取り出してきてマザーボードに重ねてみたらほぼ同サイズである。電動ドリルで穴を5箇所開けて高さ10mmの基板サポートで取り付けた。アルミ板の裏側に余っていたゴム脚を貼り付けて完成である。 あと気になっていることは、CPUのファンノイズである。電源は、静音ファンがついているのか静かだがCPUのファンは、高回転タイプらしく曲間では、唸り音が気になるのである。静音化したいがファンを交換するかヒートシンクごと交換してファンレスにするか何か適当なパーツがあるか思案のしどころである。

部屋の模様替え

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サブシステムの位置を反対側の壁に移動してみた。今までは、スピーカーの背面の壁が玄関ホールとの隔壁になっており石膏ボードの太鼓構造でボンボン鳴りやすくて気になっていたのである。家自体は、大成建設のパルコンで軽量コンクリート造りで比較的頑丈でオーディオ向きである。唯一玄関ホールと6畳間との隔壁が太鼓で一番弱い部分なのである。部屋の片付けも兼ねて思い切ってサブシステムと反対側の壁沿いの本棚3本を入れ替えてみた。この配置で音を鳴らしてみると予想通りボン付きは抑えられて低域がスッキリして聴きやすくなった。スピーカーの配置も広くして音場の広がりが感じられる様にした。10cmフルレンジを耳の高さで2等辺三角形の頂点で聴けるように配置を微調整した。装置を変えるよりこういうスピーカーセッティングの方が音の変化を感じられやすい。ある意味こういったシンプルなスピーカーシステムには、Voyage MPDとの相性が良いと思う。マザーボード剥き出しのシステムだがけっしてノイズで濁った音ということもない。スッキリしてクリアーな音、見通しの良い音場である。メインシステムに十分対抗出来る音になったと思う。

さて次は、どこを弄ろうか

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こたつテーブルからATXケースとフルキーボードを片付けた。VOYAGE MPDしかインストールしてないしパソコンとして使うこともないのでスペースを無駄に占領していたのである。この際、場所を空けてテーブル上のスペースを臨機応変に使うことにする。サブシステムのVoyage MPDは、CUSL2-Cマザーとミニキーボードを必要に応じて取り出したり片づけたりして使用したい。GMPCのミニノートもテーブルに常設して使いやすくなった。まだまだこの部屋は、ガラクタだらけでスッキリしないので不要なものを追い出して気持ちのよい環境に変えていきたい。ただどこまで行ってもリスニングルームというより作業場の雰囲気だろうが。

ALIX3d2用電源製作 配線

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昨日の続きの配線である。トランスと整流用ダイオード、平滑コンデンサの端子間を配線していく。フロントパネルの穴から電線を通し平滑コンデンサに半田付けする。平滑コンデンサにフィルムコンデンサ(VXコン1μF)をパラに半田付けしておく。DC出力プラグを電線の端部に半田付けして配線は、完成である。出力電圧をテスターで測定したら11Vくらい。トランスの端子は、8Vを使ったからこんなものだろう。 ケースを組み立てて完成。リアパネル側。ACコードをゴムブッシュを介して通してある。 フロントパネル側 底板側。ケースに脚が付属していないのでホームセンターで購入したゴム脚を貼り付けした。 電源をALIX3D2に接続して試聴。UDIF7の電池は、新品に交換した。パナソニックNEOである。 聴き慣れたアート・ペッパーをボリューム-14dBで聴く。特に電源を変えた効果は、感じられなかった。巷言われる様な大きな変化があるとは思えない。昨日まで聴いていたスイッチング電源と何も変わらないと言うのが本音である。精神衛生上の効果しか感じられないがせっかく自作したのだからこのまま使うことにする。

alix3d2用電源製作

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GW中に名古屋大須で買い込んだケースとトランスでalix3d2用の電源を作ることにした。DDC用のケースの穴あけが思いの外上手くいったので制作意欲が湧いてきた。ケースとトランスは、購入したが整流用ダイオードと平滑用コンデンサーは、購入しなかったので手持ちのパーツを活用することにした。30年以上前に制作した金田式DCアンプをバラしたパーツを捨てずに保管してあるのである。ブロックコンデンサー2200uf、ファーストリカバリーダイオード30DF2である。 ケースの底板に組んでみた。電動ドリルで穴あけしてビスとナットで組み付ける。 箱を仮組してみた。ブロックコンデンサーの端子が天板と干渉することもなさそうである。 ブロックコンデンサーとラグ板の余分な配線を取り除いた。背面パネルを取り付け電源コードを通しトランスに半田付けした。今日はここまで、このあとVoyageを立ち上げアート・ペッパーとカーティス・フラーを聴いた。

UDIF7 RUDD14比較試聴

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前日の試聴の続きである。DDCをラステームRUDD14に戻して聴いてみたが特に音場、音の切れ・明瞭度に違いがあるとは思えない。聴いたアルバムは、アート・ペッパー "Meets The Rhythm Section" 1番~5番まで通して聴いてからフェーズテックUDIF7に繋ぎ変えて同じ様に通しで聴いたみたが違いがまるで分からなかった。何か機器を変えると音が変わったように聴こえてしまう。特に自作の場合は思い入れが強くて良い方向に変わったと思いたくなる。昨日良い音だと思ったのは、何時も聴いているVoyageの特徴そのものだったのである。今の装置の環境では、同じようなDDCを変えたくらいでは音に大きな差異は出ないのだろう。DDCは、どちらかに固定して1台は、ホームシアターに持って行ってVoyage MPDのシステムを作ろうと思う。ALIX3D2をもう1枚購入して今度はタカチのケースに入れてみたい。 音に違いが無くて拍子抜けしたのでこのあとはビールを飲みながらの音楽鑑賞となった。といっても何時も飲んでるけど。

UDIF7 ケース完成

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フェーズテックDDC基板をケースに組んで配線まで完了させた。電源は、単3電池4本を安物の電池ケースに収めて直列で6Vである。あまり良く考えずにフロントパネル側にDCジャックを取り付けたがリアパネルに取り付けたほうが良かったようだ。フロントパネルは、LEDでも付け直したい。 DDCを何時ものラステームから交換しシステムに接続して試聴してみた。特にトラブルも無くすんなり音が出た。音については、良くなったのかどうか何とも分からない。音場の見通しが良くなったような気もする。音の立ち上がり立下りが速くなった感じもする。気のせいかもしれない。明日ラステームに戻して聴き直してみよう。

UDIF7 ケース加工

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買い置きしといたフェーズテックUDIF7 DDC基板をそろそろケースに組んでみようと重い腰を上げることにした。ケースは幾つか買い置きしてある中からタカチHEN110412Sを使う。UDIF7を収めるのにサイズが丁度良いのである。加工は、穴あけとネジきりが少々。このうちUSBポートの角穴を綺麗に仕上げるのが大変なので今まで二の足を踏んでいた。 底板 基板取付用のサポート取り付け穴 φ2.5下穴 M3ネジきり 4箇所 フロントパネル RCAジャック用の穴 φ12 USBポート用の穴    □12 裏板 直流電源用の端子穴 φ8 角穴を開けるのに特別なテクニックは、無いので電動ドリルで穴を幾つか空けてリーマーで拡げて周辺部をひたすら根気よくヤスリがけした。専門業者に特注すればレーザー加工機でスカッと綺麗に精度よく穴が空くのになと思う。 基板の取付は、余っていたパソコン用のネジの中から真鍮製のサポートネジを使った。高さ6mm M3である。 箱を仮組してみた。

部屋の片付け

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サブシステムを組んでみた。と言っても置いてあるだけで無用の長物と化している機器を結線しただけである。こたつテーブルの上のガラクタを片付けて小型のDACとアンプ、HDDを置いて繋げばVoyage MPDのシステムが簡単に出来る。 システムの構成 PC Abee ASエンクロージャー、ASUS TUSL2-Cマザー、PentiumⅢ1GHz、Voyage MPD Ver0.7.5 USB-DAC SMSL SD1955 アンプ SMSL SA-S3 スピーカー DB3改 ユニット FOSTEX FE108S 音が出るかどうか何時も不安になるのだが特に問題なし。すんなりと全ての機器が認識しGMPCからの再生もうまくいった。聴き慣れたアルバムを幾つか聴いてみた。偶にはサブシステムも鳴らしてあげたい。