衝撃の低音

今日聴いたLP
パーカッションⅡ

シルヴィオ・グァルダ



ΣRATO ERX4014

発売元RVC
1979






このレコードは、本当に聴いた憶えがない。聴こうとすらしなかったほど購入当時は、現代音楽を受け入れる素養が自分には、なかったのだと思う。オーディオ評論家推奨盤ということとジャケットに惹かれて買ったということだけなのである。いかにもいい音がしそうなデザインである。聴く前から強烈な音の予感がして結局恐れをなしてそのまま所蔵の1枚となっていた。
今日初めて再生してみて聴いた音は、予想どおり目の前に強烈な打楽器の衝撃が展開された。バックロードホーンが初めて真価を発揮したような凄まじい低音の響きである。スピーカーのキャビネットが反力で動くのじゃないかと思った。低音の音波の衝撃でアナログプレイヤーが振られてハウリングでも起こさないかと不安になるほどであった。1面は、始めから終わりまでハイテンションの演奏が続きノイズは、気にならない。2面に入ると一転して静かな演奏となりアンプの残留ノイズが気になってくる。収録過程でのノイズは、聴こえてこないのでMMカートリッジで聴き直してみたい。といってもまた聴きたくなるかが問題ではある。たまにストレス解消の為に聴くのがいいかもしれない。やかましいが爽快な気分になる音である。

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