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ALIX3D2 Debianインストール検討

VoyageMPD、VoyageOSのサイトに接続できない状態が続いている。サイトを閉鎖したというかurlが消滅しているようである。linux.voyage.hk/ apt-get update を実行すると接続エラーが出まくるのも当然である。debianのサイトには、接続できるので不完全ながらもupdateは、できた。これは、voyage0.10.0の場合。voyage0.8.0でupdateをかけたらdebianのサイトも接続エラー出まくりでupdateが失敗に終わった。 今後のことを考えるとvoyageを使い続けるのは、問題がある。新たにソフトをインストールしようにもupdateができなければinstallもできない事になりかねない。 そこでどうするか。voyageのmpdの機能は、もう使っていないし今後も使うつもりも無い。samba、upnp対応ソフトの環境としてOSのコア部分のvoyageOSが必要なだけである。voaygeOSといっても実態は、debianのヘッドレスバージョンだから本家のdebianの最新バージョンをデスクトップ無しでインストールできればそれで良いのである。 ALIX3D2にDebianをインストールすることを考察してみる。 ALIX3D2のハードウエアの制約としてブート可能な記憶装置の場所が限られることとヘッドレスであること。このことがOSのインストールを難しくしていると思う。 OSブートに関する問題 ・起動ドライブがボード上のCFカードスロットに限られる。 ・USBポートに接続した外部記憶装置からブートできない。DVDドライブ、USBメモリーが使えない。 ・PXEブートは、可能。ALIXボードのネットワークチップからネットワーク内のサーバーPCにあるブートメディアを起動できる。 ヘッドレスであること ALIXそのものをインストールマシンとするとVGA出力がない為 インストール過程をディスプレイ画面で確認しながらのキーボード操作ができない。シリアル出力から別のPCでターミナルソフトを介してディスプレイ画面のテキスト出力を確認することになる。 以上のことを踏まえて言えること ALIX3D2そのものを使ってOSをインストールするには ・PXEブートを使ってインストールメディアをライブ起動して内部スロットの

ブルーレイプレイヤーをDLNAレンダラーとして使う SONY BDP-S5100

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居間のホームオーディオシステムの利便性を良くしようとNASをupnpメディアサーバー化したことによりレンダラー機能を備えた機器のメニューに現れるようになった。ブロック図に表してみると図のようになる。ネットワークとオーディオ信号に限定して流れ線図を描いてみた。映像信号は、省略してある。 TVとアンプ、ブルーレイプレイヤーそれぞれDLNAコントローラーとレンダラーの機能を備えているのでどの機器からもメディアサーバーの音源、画像、動画がブラウジング出来るはずである。しかし実際に使えるかどうかは、やってみないと分からない。機器の仕様により各種ファイルへの対応に制限がある。 SONY BRAVIA (KDL-42W650A)をDLNAレンダラーとして使う場合 音源ファイル対応が圧縮音源に限られるようでWAV,WMA等の非圧縮音源は、メニュー操作しても全くファイル表示さえできない。メディアサーバーに圧縮音源を入れればもっと実用性が増すのだがCDリッピングで非圧縮WAV形式に拘ってNASに保存してきたので今更 音源ファイルの変換作業も面倒に思える。結局、Minimserver、minidlnaともに音源再生できない状態である。静止画、動画は、minidlnaからの操作限定でサーバーに保存してあるファイルについては、全て再生できている。 Pioneer SX-S30は、画像ファイルは、非対応。音源については、メニューのmusicserverを選択するとMinimserver、minidlnaともに次の階層に並んで表示されるが再生可能なのは、Minimserverでminidlnaは、エラー表示となる。 SONY BDP-S5100 低価格多機能ブルーレイプレイヤーを試してみた。LANケーブルとHDMIケーブルを接続するだけでネットワーク上の機器を認識してくれる。SONY独自のクロスメディアバーメニューにメディアサーバーが表示される。動画、ミュージック、フォト共にメニューにMinimserver、minidlnaのアイコンが並ぶ。一通り試してみたがミュージックは、Minimserver、minidlnaともに問題なく再生できる。非圧縮音源のWAV、WMAの再生OK。動画、静止画は、minidlnaのみ全てok。 ミュージック Minimserv

ALIX3D2活用 Minidlna

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遊休状態の電源一体型ALIX3D2 VoyageMPDを画像保存用のNAS兼MediaServerとして再利用してみた。minimserverをインストールした方のNASは、音楽データで一杯なのとminimserverでは、画像データは、扱えないようである。SONY BRAVIAのメニューからminimserverを選んでもフォルダーは、表示されるが画像データは、ファイルが表示されない。今回は、minidlnaを利用してみる。 電源一体型ALIX3D2 VoyageMPDにsambaとminidlnaをインストールする。 sambaについては、前回と同様の手順でインストールすれば問題ない。 少し問題があるとすれば apt-get updateの実行中にvoyage.hkにアクセスできなくてエラー表示される。debianのサイトには、アクセスできるのでupdateが不完全なまま終わる。 このままでも続けてsambaをインストールできたので良しとする。 minidlnaのインストール手順    といってもあまりやることはない。  # apt-get install minidlna     ・・・・・・これだけである。 設定 ファイルの保存場所の指定 # nano /etc/minidlna.conf # media_dir=/var/lib/minidlna        ・・・・・コメントアウト media_dir=/media/usb0      ・・・・・追記 ALIX3D2USBポートにUSB HDDを接続する場合 設定を保存 minidlnaを再起動 # service minidlna restart HDDにデータを追加保存してもブラウザから見えない場合 データ更新の反映として下記のコマンドを実行 # service minidlna force-reload SONY BRAVIAのメニューから画像ファイルを閲覧 リモコンでホームメニューを表示すると接続機器にminidlnaが一覧に現れる。 リモコンで選んでファイルの階層を順番に選んでいく。 HDDに保存した画像ファイルの一覧 ファイルを選択して画像を表示 静止画の表示だけでなく動画も再生でき