再生の難しさ

同じアルバムでも聴くたびに印象が変わる事がある。録音が悪いと思っていたのに装置が変わったら音の印象が一変するということがあるから一回聴いただけで評価を固定することは出来ない。
デジタル技術の進歩で一番有難いのは、デジタル信号を処理するチップの性能が向上して単価が安くなったことだと思う。安物のプレイヤーに搭載されるチップもハイエンド機も似たような型番のモノが使われている。20年前の10万円クラスのCDプレイヤーより最近の1万円代のDVDプレイヤーで聴いたほうが音が良いと思う。昔の機器は、リサイクルショップ行きとなってしまった。




今日聴いたリッピングファイル
ANA JOHNSSON
THE WAY I AM
同じタイトル2枚 左側は、レコード店でジャケ買いした国内通常版で1曲多い12.BLACK HOLEは、ボーナストラックとなっている。右側は、BOOKOFFで見つけたボーナストラック無しの11曲バージョン 輸入盤だろうか。しかし中古レコードは、傷が多い。リッピングしてもリトライが多い。DV600AVは、どんなに傷があっても難なく再生する優れたプレイヤーだ。処分してしまって今はもう無いNEC CD10で再生した時は、やかましく歪が多い印象だったがDV600AVでは耳あたりが良く聴きやすい音になる。

HDDに取り込んだのは、傷のない左側
Voyage Mpdで聴いてみるとDV600AVよりも更にクリアで綺麗に分離して再生する。ボーカルも実在感を伴って定位する。再生装置が変わると音の印象が随分変わるアルバムである。基本的に優秀録音盤なのだろうと思う。しかしVoyageは、どんな音源でも綺麗に聴かせる良さがある。

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