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オーディオ レコードプレイヤー

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アナログレコード用プレイヤーを1台購入した。HARDOFFネットモールでVictor QL7のメンテ済み動作品である。傷、汚れも無く古い年式だが良好な感じ。これをこのまま使うという訳では無くターンテーブルユニットをキャビネットから取り外して以前使用していたテクニクスSP10mkⅡの自作キャビネットに取り付けて使うという目論見である。単体トーンアームのテクニクスEPA100mkⅡとSAEC WE308Nを有効活用したいという以前からの懸案事項を片付けたいという強い思いがある。今後このテーマを重点的に進めたいのでテクニクスSL1200mk3Dは、オリジナルで使っていくことにした。自作キャビネットを取り外しオリジナルに戻した。 1年程前にHARDOFFで購入してモーター部を取り出して自作プレイヤーを作ろうなどと思って中途半端に分解したプレイヤーは、手放すことにした。復元したテクニクスSL1301 こちらも1年ほど放置状態だったテクニクスSLーQ3 電源は、入るが回らないのでこれも手放す。 2台とも近くのHARDOFFへ売ってきた。

SL1200MK3分解

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SL1200MK3を分解して改造の方向性を探ってみることにした。ターンテーブルを外してモーター部のカバーを外してみた。気になっていたステーターコイルと基板が分離出来るかどうかだがこれは無理なのが分かった。問題は、ステーターコイル周りの薄い板でできた円形の物である。よく見ると外周にコイルの様な物が張り付いていてプリント基板と一体化している。どうもFGコイルの様である。この構造では軸受とステーターコイルを取り出して自作キャビネットに組み込むのは断念した方がいい。トップパネルとモーター部、FGコイル、基板は、一体物として活用することにする。 トップパネルの下に付いている構造材を外してトーンアームも外してみた。TNRという制振樹脂と重量ゴムシャシーは、廃棄することになりそうである。不燃ごみにでも出そう。アームは、使うこともなさそうだがオブジェとして残しておこう。インシュレータは、使い道があるかもしれないので保管することにする。 結局この部分を自作キャビネットに組み込むことになった。ホームセンターでコンパネを裁断してもらってキャビネットを作ることになるが詳細は、図面を描いて具体化していきたい。

SL1200 MK3 テスト

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SL1200 MK3をアンプに接続して音出しをしてみた。アンプのPHONO端子の接続をEPA100MK2から繋ぎ変える。トーンアームにカートリッジ205CMK2を取り付けてバランス取りしているとウエイトが逆向きに取り付けられていることに気がついた。針圧目盛が見当たらないのでおかしいなと思ったら反対向きなのである。ウエイトを付け直してバランス取りをする。アームの動きがクリティカルすぎることはないので水平バランスが取りやすい。レコードをターンテーブルに乗せ回転させてカートリッジを盤面に下ろしアンプのボリュームを上げて試聴開始。ボリューム0dBで聴き始めるが音が小さく感じる。ボリュームを更に上げていって気がついた。左チャンネルから音が出ていない。スピーカーに近づくとアンプの残留ノイズしか聴こえない。ここでテスト中止。プレイヤーをSP10 MK2に戻してカートリッジを205CMK2にして試聴してみると両チャンネルとも正常に音が出る。カートリッジの断線ではないのでSL1200MK3のトーンアーム内部配線かアーム出力コードの左チャンネル断線である。HARDOFFは、動作チェックをしたのだろうか?3ヶ月以内なら返品OKなのだが返品はしない。元々トーンアームは、交換するつもりだったしかえって本体を分解するのに踏ん切りがついたとも言える。ただ当面このまま使うということはできなくなったので暖めていたアイデアを具体化していく方向に大きくシフトしていこうと思う。

SL1200 MK3

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HARDOFFで中古のSL1200 MK3を買ってきた。97年式である。今更アナログプレイヤーを買い足してどうするという感じだが手持ちのSP10 MK2も年代物で壊れた時のバックアップ用として1台確保しておきたかったのである。パナソニックがSL1200 MK6を生産し続けてくれれば何時でも新品を買えたのだが今では中古で探すしかないのである。幸いDJ用途で使われていただけあって中古市場には大量に出まわっている。ヤフオクの出品を毎日チェックしていたが中々入札に踏み切れず模様眺めしている内に時間切れになってしまうのである。あまり出品が多くても目移りしてダメである。結局、HARDOFFでリアルに購入することにした。以前からHARDOFFに立ち寄る時は、楽器コーナーをチェックしていてMK5とMK3が1台づつ展示してあったのだが店に行ったら行ったで買わずに帰ってくることを繰り返していた。そのうちMK5は、売れてしまいMK3だけが残っていたのである。 今、思えばMK5を買っおけば良かったのにと後悔しても後の祭り。店頭に一つしかない状況の方が迷う要素が無くて決断して買い易かったとも言えるので良しとしたい。持ち帰って現物をチェックしたら傷や汚れも少なく美品の部類と思える。 これをどう活用するかは、色々とアイデアを煮詰めてある。アームを手持ちのSAEC WE308に交換する。キャビネットを自作してトップパネルより上の部分を取り付ける。モーターとターンテーブルと制御回路を取り出してパーツのみ自作キャビネットに組み直す。キャビネットとラックを一体化したプレイヤー一体型オーディオラックにする等である。 当面は、ラックの上に置いてこのまま使うことにする。ラックの上段に置いてあったBDP-S370とDV600AVは、ラック下段に合板と角材で中間の段を設けて置くことになった。

アナログどっぷり

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毎日定時で会社から帰宅しているので音楽を聴く時間は、充分取れるほど暇である。長年オーディオを趣味としていながら音楽を聴く時間は、積極的に作らなかったので手持ちのほとんどのLPやCDは、あまり聴き込んでいない。毎日1枚づつ聴いていると新鮮な気持ちで聴ける。ゆったり音楽鑑賞に浸るのもいいものだ。 今日聴いたLP マイルス・デイビス セブンステップス トゥー ヘヴン Columbia PC8851 1963 1976年頃 購入した外盤である。多分再発売盤だろうと思う。 このアルバムは、ステレオ録音で間違い無い。+13dBで試聴 各パートの妙な定位感は、無い。センターにトランペット、ベース 右チャンネルにドラムス、テナーサックス 左チャンネルにピアノがピタリと定位して動かない。自然な定位感である。6曲の演奏が収録されているがハリウッド録音3曲 ニューヨーク録音3曲でそれぞれメンバー構成が違う。録音自体は、優秀。どの演奏も鮮明で特にセンターのミュートを利かせたトランペットが一番クリアーで気持ちの良い演奏を聴かせる。

奇妙な取り合わせ

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LPレコードをアナログプレイヤーで再生しフルデジタルアンプで増幅して聴く。最近では、これが当たり前の再生環境となってきた。ALIX Voyage MPDとDDCからのデジタル音源再生との二本立てであるがどちらも素晴らしい音で鳴ってくれる。デジタル機器の音が良いとはいってもアナログ優秀録音盤を優秀なアナログ機器で再生するのを凌駕するには至っていないと思う。デジタルでアナログ以上の音を出すには、フルデジタルでの伝送方式の徹底だと思う。伝送過程で中途半端にアナログに戻していてはアナログの再生限界を超えられないのでは無いか 毒を食らわば皿まで。SONYでもPioneerでもシャープでもいいしラステームでもいい。新製品求む。 今日聴いたLP コルトレーン タイム ジョン・コルトレーン ユナイト・ジャズ・1500シリーズ LAX3121 ジョン・コルトレーン(テナー・サックス) セシル・テイラー(ピアノ) ケニー・ドーハム(トランペット) チャック・イスラエルス(ベース) ルイス・ヘイズ(ドラムス) 1958年10月13日録音 1976/12/21発売 ジャズの何たるかも知らずに真っ暗なジャズ喫茶に恐る恐る入ったその昔 コーヒーの注文もレコードの演奏もどう頼んでいいのか分からず腰の据わりの悪さに落ち着かない思いをしたものである。一緒に行った友人が店員に言った言葉「ジャズのレコードかけて下さい。」もっとほかに言いようがあるんじゃないかと思ったがそれしか言いようがないのも事実だった。どんなアーティストがいるのかもどんなアルバムがあるのかも二人共全く知らなかったのである。 自作ベニア板製レコードケースからジャズ盤が何枚か出てきたうちの一枚である。リバイバル発売の名盤である。ボリューム+13dBで試聴開始 出だしは、アンプの残留ノイズがサーッという感じで聴こえてくるが演奏が始まると聞こえなくなる。50年前の演奏と録音とは思えない音が眼前に展開する。D55が存分に鳴りまくり狭い六畳間に切れの良い音が充満する感じである。50年前の録音当時の再生装置も同じような音で鳴っていたのだろうか。アナログの実力侮りがたしである。

ゆとり

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手持ちのカートリッジを並べてみた。MCL10は、トーンアームに付けてある。 何かいいかんじ。趣味として楽しい。 今日聴いたLP シュトックハウゼン hyperion A66115 これも今日初めてジャケットから取り出した。再生して初めてこういう音楽だったのかと分かった。何とも奇妙奇天烈。楽器の演奏は、一切なし。声楽なのだが言葉を使って歌うという部分がほとんどない。少しだけ「ハレルヤ」「ヤーウェイ」とはっきり聞こえる部分がある。あとは全て意味不明の擬音を曲に合わせて男女数名で発し続ける。ワァゥ-ワァゥ-ワァゥ-ワァゥ- ゥィ-ゥ-ゥィ-ゥ-ゥィ-ゥ-ゥィ-ゥ- 何か子供がふざけて口をすぼめて擬音を出して遊んでるような声で大の大人が真面目に歌にしている。人間の口が楽器のようになっている。というより楽器として使いこなしている。何とも不思議。 ただ雰囲気は、静かな芸能山城組という感じ。1、2面通して聴いたが忍耐に尽きる。もう聴きたくない。

アナログ航海

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六畳間オーディオルームのリスニングポジションの右側壁面にホームコタツ(ヒーターは外してある)を置いてデスクトップPCを置いている。コタツトップである。Windows2000でNASのWMAロスレスファイルをメディアプレイヤーで聴いていたがDV600AVでCDを再生するのと何も音が変わらなかったのとNASが不調だったのでPCオーディオは、やめてしまった。その後UBUNTUをインストールしたが何も使わずに今は、VOYAGE MPDを上書きインストールしてある。実験台のようなものである。スピーカーは、置き場所に困ってこのポジションになっているだけで配線もしていない。綺麗に片付けることが出来ないのでどうしてもマニアの実験室ぽくなってしまう。ALIX Voyageのクライアントたるミニノートは、コタツの下の工具箱の上がベストポジションになってしまった。 今日聴いたLP 古代ギリシャの音楽 G パニアグア指揮 harmonia mundi (FRANCE) HM1015 これも一度だけ聴いただけでジャケットで休眠中だった。切れ味鋭い音という記憶だけが残っているが内容は、ほとんど憶えていない。タイムカプセルを開けるような気分で聴いてみた。録音レベルは、少し低い。マスターテープのノイズとアンプの残留ノイズが聞こえる。弦楽器だけの演奏だとノイズが気になるが打楽器が加わると急に鮮明になる。声楽が始まると何か聴き憶えのある感じがする。言語が違うだけでこれは芸能山城組と同じ雰囲気がする。やまと幻唱を古代ギリシャ語(?)で歌うとこんな感じだろう。古代音楽と現代音楽が通じるものがあるとは不思議だ。 優秀録音盤だが聴きたくない音楽か好きなジャンルの普通の録音の音楽かどちらを選ぶか? 普段は、好きな音楽をそこそこ楽しめればいいのかなと思う。ゲテモノ音楽は、たまに聴けば良い。最近は、耐性がついたのかもしれない。毎日聴いている。 こんなものは無理だろうか マイナーレーベルでメジャーアーティスト ワンポイントステレオマイクのオフマイク録音のガールズロックやポップスがあれば聴いてみたい。

アナログとデジタル

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フルデジタルアンプとアナログレコードの相性の良さを毎日実感している。高忠実度再生を実現するのに複雑な処理をするプロセスを挟むのとシステムを単純化して余計なプロセスを省くのと二つのアプローチの仕方があると思う。どちらか一方ということではなく適材適所の良い組み合わせがあるのかもしれない。結果良ければ全て良しのやり方だけでは単に組み合わせの相性を見ているだけの趣味となってしまう。 今日聴いたLP カメルーンのオペラ ocora harmonia mundi 1985 優秀録音の外盤は、東京に行く機会があったら秋葉原の石丸電気でまとめ買いするというようなことをかつてはしていた。自分の好みとは関係なくオーディオ評論家推奨盤を買ってみても一回聴いてそのまま、一度もジャケットから出さないままということが多い。そんなLPの中からこれは、という一枚を引っ張り出して聴いてみた。民族音楽と環境音のドキュメンタリーである。1面の出だしだけ多少ノイズが多いが途中から先鋭度が高くなり鋭い立ち上がりの音が続く。目の前に現地の空気感が鮮明に漂うような感覚である。生々しい感じがするが一方でオーディオ的な音でもある。マイクとテープレコーダーで忠実に収録した鋭い音なのだと思う。実際の自然の中の音を直接 鼓膜で聴く生の音は、また別ものかもしれない。 最近は、オーディオ評論家の呪縛から解放されて自分の聞きたい音楽を素直に買うことにしている。もう石丸電気で買うこともないと思う。

音は、良くなっているか

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オーディオの訳のわからないのは、何がどれだけ良くなったのかが曖昧なまま音質の評価をすることだと思う。ある部分に改良を施してこの部分が前と比べてこれだけ良くなったから全体のパフォーマンスがこれだけ向上したというように定量的評価ができないのかなと思う。 映像の世界では、技術的改善点と評価方法が具体的で性能の向上度合いが分かりやすい。結果が目で見て納得がいくのである。30~40年前と比較してテレビの性能は、誰の目から見ても向上しているのが分かる。一方オーディオは、どうか。アナログの時代の音と現代のデジタル技術を駆使した機器の音は、耳に聴こえてくる結果において向上度合いが分からないのである。ある意味で映像よりも音響の方がアナログ技術を駆使して人間の知覚の限界に近いところまで早々と到達していたのかもしれない。この先デジタル技術がどれだけ向上しても(ハイレゾだろうがDSDだろうが)結局アナログに近づいていくだけのことなのだと思う。最終的に録音現場の音を部屋に持ち込める事になったとしてもやはり入り口と出口の部分がアナログ機器(マイクロフォンとスピーカー)のままなのである。 とはいっても世の中にあるものをどう受け入れて一ユーザーとしてどう取り組むか。闇雲に大きな変化点もちいさな変化点も同列に扱って音が変わった、良くなったと場当たり的変化を楽しむようなことはしたくない。アマチュアの立場としてもブラックボックス化した技術の理解をする努力をすることと問題の把握、課題の整理をして対策の方向性を探ることは必要だと思う。 今日聴いたLP 芸能山城組 恐山 恐山(おそれざん) 銅之剣舞(どうのけんばい) Victor SF-10056 1976 バロックでも聞こうと思って2枚ばかり聴いてみたがあまりの音の悪さ(ノイズっぽい、ぼやけた感じ)に断念して例によってゲテモノ音楽 激烈、壮絶な音がする。1面 冒頭に女の絶叫音がある。ここはボリュームを上げられない。-20dB 全編を通じてノイズは、感じられない。透明な音場感、舞台を走りまわる足音の臨場感が凄い。 録音の優秀さが分かる。 CD盤は、まだ手に入るようである。AMAZONで買えるので購入してHDDに取り込みVOYAGEで聴いてみたい。

デジタルアンプのPHONO入力続きの続き

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引き続きカートリッジを交換しての試聴である。Victor MCL10をトーンアームにセット調整して音出しをしてみた。このカートリッジは、音が出るか不安があった。以前所有していたプリアンプDENON PRA2000のMC入力が不調だったのか片チャンネルから音が出なくてそのままアナログは、休眠状態となっていたのである。カートリッジの断線の懸念もあったので心配だったが再生してみると何ら問題なし。ちゃんと両チャンネルともまともに音が出る。アンプのボリューム位置は、MAX23dBである。音量としては、SAEC C3より低め。曲間の無信号部分では、音溝と針が擦る音が大きい。信号部分の音楽再生では、ノイズは、気にならない。充分実用になる。 ここでカートリッジ3種類の出力電圧と音量差の関係を比較しておきたい。 同一ボリューム位置で計算すると下記の様な差になる。 計算式  20 log 10 y/x Victor U1-E      3mV SAEC C3         0.5mV       ↑-15.6dB Victor MCL10   0.25mV     ↑  -6dB       対1.では、-21.6dB U1-Eでボリューム0dBで試聴してC3でMAX23dBで視聴して同音量だと思ったがC3では、音量が大きすぎるようである。ボリューム15.6dBで同音量になる。MCL10でボリューム21.6dBで同音量となる。自分の環境では、ボリュームMAXで音が小さくて困ることはなさそうである。一般ユーザーでは、スピーカーの能率が88dB/W・1mくらいだからMCカートリッジだとボリュームMAXにしても8dB程音量不足となりそうである。 高能率バックロードホーンユーザーには、TA-DA7000ESは、アナログレコード再生の良き友と言えるのではないかと思う。実際にはSONY S-MASTERのAVアンプ、ピュアオーデイオアンプのユーザーでこんな使い方をしているユーザーは、皆無に近い。ネットで検索しても見つからないのである。もったいないことだと思う。 今日は、スコ...

デジタルアンプのPHONO入力続き

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TA-DA7000ESのPHONO入力は、MMカートリッジ用でMCカートリッジは、対応していない。本来ならヘッドアンプやトランスを使うべきなのだろうが試しにダメ元でMM入力にMCカートリッジ直結で再生してみた。21日の予測では、ボリュームMAX23dBで同音量になると踏んでいた。カートリッジをSAEC C3に交換してレコード盤に針を下ろしボリュームを上げる。0dBでは、小さな音しかでない。特に何も恐れることなくボリュームMAXまで上げてみる。23dBまで上げるとそこからは幾ら回しても数値は、変わらない。音量は、いつも聴いている音量である。ノイズが大きくて実用にならないということは、全くなくMMと同様にアンプのノイズは、感じられない。ボリュームは、物理的にこれ以上絶対に上がらないが自分にとっては充分な音量である。SAEC C3も力強い音で鳴ってくれた。これでMCカートリッジが使える事が確認できたので次は、今までまともに再生したことがなかったビクターMCL10をテストしてみたい。 カートリッジ SAEC C3 お酒を飲みながらの試聴である。 今日聴いたLP 冨田勲 月の光 シンセサイザーモーグⅢによる電子音楽 ドビュッシー 雪が踊っている 夢 雨の庭 月の光 アラベスク第1番 沈める寺院 パスピエ 亜麻色の髪の乙女 ゴリウォーグのケークウォーク 雪の上の足跡

デジタルアンプのPHONO入力

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TA-DA7000ESのPHONO入力からの再生音が優秀だったのでアンプは、もうこれで決まり。音源がアナログだろうがデジダルだろうがこの1台に一本化出来る。同軸デジタル入力時のボリューム-23dBとPHONO入力時のボリューム0dBでほぼ同音量になるのが気になって色々調べてみた。SONYのS-MASTERのアンプは、アナログ入力からの信号を一旦AD変換(アナログ→DSD変換)してDSPに送っているようである。DSPで全ての演算処理をしてからパワーアンプで増幅、LPFでデジタル信号を取り除いてアナログ変換している。PHONO入力の信号をアナログの状態で増幅したりイコライジングする過程は、一切なさそうである。微弱なカートリッジの信号をそのままDSD信号に変えているのでこれが同軸デジタル入力との信号レベルの差になりボリュームの差23dBになっているのだと思う。SONYサイトやカタログには、PHONO入力からの信号経路の解説がほとんど書かれていないのに等しいのではっきりしたことは分からない。多分あっていると思う。 普通に考えるとPHONO入力からイコライザーアンプで増幅&RIAAイコライジング処理してAD変換していそうなのだがそうしていないのは、アナログ信号を増幅&イコライザ処理するよりもAD変換後にDSPで演算処理した方が正確なイコライジングが出来るのと信号の劣化が少ないという判断なのだろう。 アナログ増幅の過程を減らしてシンプルな信号の伝送経路になっていることがPHONO入力の音の良さに繋がっているのだと考えられる。 今日聴いたLP  ワルター・カーロス(ウェンディ・カーロス) SONIC SEASONINGS シンセサイザー モーグⅢ創作音楽  雷鳴、雨音、鳥の声

頭の整理

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2階のホームシアターの片隅に長いこと放置していたアナログプレイヤーを狭い6畳間のオーディオルームに勢いで持ち込んでしまった。一時的なテストのつもりで音の確認をしたら片付けようと思っていたが定着しそうな雰囲気。おまけ程度と思っていたTA-DA7000ESのPHONO入力が意外に使えるのは驚きだった。内部でどんな経路を通って信号処理しているのか興味が湧いてきた。MM入力しか対応していないのでMCカートリッジは、基本的には、使えない。使ったとしたらMMでボリューム0dBだったからボリュームMAX23dBは必要だろう。ま、これもやってみればすぐ分かる。しばらくは、所蔵のLPを聴いて音の確認をしてみたい。VOYAGE MPDとの比較も落ち着いてする必要があるだろう。その時その時の思いつきでデジタルとアナログとの間を行ったり来たりでは意味が無い。HDDには、比較的聴きやすいCDを選んでリッピングしてある。もっと鮮烈な録音のCDをHDDに入れて聴いてみてVOYAGEの実力を確かめてみたい。例えばBISレコードのWARNINGシリーズなど面白い。 今日聴いたLP ワルター・カーロス(ウェンディ・カーロス)のスイッチトオンバッハ アンコール モーグⅢを駆使したシンセサイザーミュージック コンサートでアンコールがよくかかる曲ばかりの構成である。オリジナルのスイッチトオンバッハを手に入れてみたいがもう無理だろう。 ウェンディ・カーロスの最新版ならCDであるかもしれない。

レコード再生

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昨日の深夜にセッティングしたレコードプレイヤーでLPレコード再生である。会社から帰宅してさっそくセッティングの続きをしてみた。トーンアームの調整が難しい。数年ぶりに触ってみたが何か動きが変である。アームリフターがレバーを動かしても反応しない。アームのスタティックパランスがとれない。敏感なようで鈍感な妙な動きをする。ゼロバランスがとれたと思って針圧調整ダイヤルをゼロにするとアーム先端が浮き上がってしまう。何だか訳が分からないがだましだまし調整して針圧1.5gに合わせてみた。インサイドフォースキャンセラーも試してみたが1.5gに合わせると猛烈に外に引っ張られる。気持ち悪いのでゼロにセット。視聴レコードは、芸能山城組「やまと幻唱」とフィリップスのバイノーラル録音のドキュメンタリーである。 プレイヤーの調整が心もとないまま視聴してみた。先ずは、やまと幻唱のわらべ唄から聴いてみた。音が出た瞬間から鮮烈な音が出た。強烈なダイナミックレンジ 静寂な空気感からいきなりボーカルや楽器の音が立ち上がる。アナログLP再生特有の針音が時々する(バツッ,ボツッ,バチッ)以外はノイズ感は無い。SN比は、60dBくらいのはずだから現代のデジタル機器より確実にノイズは、多いはずである。しかし訊いている音はノイズ感のない音である。フィリップスのバイノーラル録音のレコードも聴いてみた。こちらは、ドキュメンタリー録音で環境音の収録がほとんどである。バイクの走行音、頭上を通過するジェット機の爆音、サウナ風呂でのマッサージ 湯船にどっぷり浸かる音、駅の構内の騒音等 どれもリアルな音場感が得られる。 久々に聴いたアナログLPの音は、強烈な印象を得た。20~30年前は、こんな音を聴いていたのかと驚愕の思いである。当時は、この音を普通に聴いていて何とも思っていなかった。今になってみると不思議である。最近は、Voyage MPDの音に感心していたが今日感じた強烈な音と比較するとそれ程でもないように思えてきた。やはりオーデイオは、進歩していない。 ボリューム 0dB phono入力からの再生 接続図

アナログ復活

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あまり使わない機器を整理してスペースを空けてアナログレコードプレイヤーを復活させてみた。 今日はセッティングのみ。右側のラック左手前にあるのがカートリッジVictor U1-Eである。 Victor U1-E シェル一体型カートリッジ