デジタルアンプのPHONO入力

TA-DA7000ESのPHONO入力からの再生音が優秀だったのでアンプは、もうこれで決まり。音源がアナログだろうがデジダルだろうがこの1台に一本化出来る。同軸デジタル入力時のボリューム-23dBとPHONO入力時のボリューム0dBでほぼ同音量になるのが気になって色々調べてみた。SONYのS-MASTERのアンプは、アナログ入力からの信号を一旦AD変換(アナログ→DSD変換)してDSPに送っているようである。DSPで全ての演算処理をしてからパワーアンプで増幅、LPFでデジタル信号を取り除いてアナログ変換している。PHONO入力の信号をアナログの状態で増幅したりイコライジングする過程は、一切なさそうである。微弱なカートリッジの信号をそのままDSD信号に変えているのでこれが同軸デジタル入力との信号レベルの差になりボリュームの差23dBになっているのだと思う。SONYサイトやカタログには、PHONO入力からの信号経路の解説がほとんど書かれていないのに等しいのではっきりしたことは分からない。多分あっていると思う。
普通に考えるとPHONO入力からイコライザーアンプで増幅&RIAAイコライジング処理してAD変換していそうなのだがそうしていないのは、アナログ信号を増幅&イコライザ処理するよりもAD変換後にDSPで演算処理した方が正確なイコライジングが出来るのと信号の劣化が少ないという判断なのだろう。
アナログ増幅の過程を減らしてシンプルな信号の伝送経路になっていることがPHONO入力の音の良さに繋がっているのだと考えられる。


今日聴いたLP  ワルター・カーロス(ウェンディ・カーロス) SONIC SEASONINGS
シンセサイザー モーグⅢ創作音楽  雷鳴、雨音、鳥の声




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