LightMPD/upnpgw イーサネット分離モード
























買い置きしていたAPU1D4、APU2C4にLightMPD/upnpgwをインストールしてDLNAレンダラーを構築してみた。いきなり難易度の高いupnpイーサネット分離モードである。左側の基盤がAPU1D4でplayer(MPD)、右側の基盤がAPU2C4でupnpと機能分離してDLNAレンダラーとしている。LANケーブルは、白い2本がクロスケーブルでAPUどうしを対抗接続としている。黒いLANケーブルは、ホームネットワークのHUBに接続してある。オーディオシステムには、APU1D4のUSB端子からDDC(RAL2496UT1)を経由しアンプにSPDIF同軸接続している。

ソフトのインストールと設定

ソフトの配布元 デジファイのおと
LihghtMPD/upnpgwの解説とインストールの手引き lightMPD/upnpgw

解説サイトの内 3-4と4を熟読すればインストールまでは、問題なく出来る。
 3-4. イーサーネットの分離
    図5 イーサーネットの分離(UPnPモード)
 4 ダウンロードとインストール

5 設定 については、イーサネットの分離(NASモード)、(UPnPモード)とも解説が記載されていない。まだ正式にソフトの仕様としていないようである。
非公式には、利用可能となっていてLightMPD掲示板で設定の仕方が投稿されている。

  player側にupnpgw を使う場合の設定 ・・・・・このトピックの先頭の投稿に詳しく解説されている。この情報を知らないまま設定したら起動するもののコントロールポイントを操作してもPLAYされなかった。ここに辿り着くまでにGoogleの検索に随分お世話になった。

インストールと設定 まとめ
APU2C4 upnp
 SDカード8GB
    4GB用のイメージファイルapuboot4g.img.xzを7-zipで展開
  展開してできたapuboot4g.imgをDDwinでSDカードに書き込み
  lightmpd-upnpgw-apu2-v1.0.0.zipを7-zipでSDカードに展開
 lightmpd.confは、雛形lightmpd.conf-upnpgw-nasgateを使用
  雛形をlightmpd.confにコピーしてから編集 
  編集するセクションは、[polipo] [network] [ntp]
  他のセクションは、デフォルトのままでOK
  [polipo]   まずデフォルトで間違いのセクションを修正
     enable=yes
  #
     proxyAddress = 0.0.0.0
     allowedClients = 10.0.1.2  ←修正後 (デフォルト10.0.0.2)

  [network]       ホームネットワークの環境に合わせて変更
        interface=eth0
        address=192.168.0.112
        gateway=192.168.0.1
        netmask=255.255.255.0
        nameserver=192.168.0.1
        domain=mydomain.jp

  [ntp]     時刻設定
        server=ntp.nict.jp
        ntpd=no
        timezone=Asia/Tokyo

 boot/grub/menu.lstの編集
 APU2の起動をSDカード起動に固定
  # upnpgw
   kernel /boot/bzImage-4.6.5rt10-64 root=/dev/ram0 ro console=ttyS0,115200n8
     ramdisk_size=98304 rootfstype=romfs rootdelay=5 clocksource=hpet  lightmpd.systype=apu2 lightmpd.bootdev=/dev/mmcblk0p1


APU1D4 player
 SDカード8GB
    4GB用のイメージファイルapuboot4g.img.xzを7-zipで展開
  展開してできたapuboot4g.imgをDDwinでSDカードに書き込み
  lightmpd-upnpgw-apu1-v1.0.0.zipを7-zipでSDカードに展開
   または、lightMPDapu1-upnpplayer-v1.0.4-64.zipを7-zipでSDカードに展開
   * lightMPD/upnpgw 5-4参照

  lightmpd.confは、特に雛形が用意されていないのでそのまま編集する。
  player側にupnpgw を使う場合の設定 のplayer側の設定をそのままコピーして
  貼り付ければ良い。
  [network]セクションのdomainは、upnp側と同様にする。
   domain=mydomain.jp

  lightMPDapu1-upnpplayer-v1.0.4-64を使えばlightmpd.confは、デフォルトのままでよい。

  mpd.confの編集 player側のpolipoを使う設定とする。

   input {
    plugin "curl"
    proxy "127.0.0.1:8123"
    }
  
  boot/grub/menu.lstの編集は、しないでデフォルトのままとする。
  SDカードでそのまま起動出来る。

以上の設定で最低限 以下のことは出来るようになった。
起動出来る。コントロールポイントからPLAYできる。wav44.1khzが再生できる。

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