サラウンドスピーカー特性

サラウンドスピーカーの特性をバスレフとして計算してみた。計算式は、続・オーディオ日曜大工(長岡鉄男)に記載されているものを使ってEXCELの関数で計算してみた。設置性だけを考えて適当に設計したキャビネットの寸法とFF225Kのカタログデータを入力した結果である。

これでは周波数特性がどうなるのかまるで見当がつかないのでスピーカーエンクロージャー設計ソフトで検証してみることにした。
使用ソフトは、無線と実験11月号の記事で紹介されていたSPEDをダウンロードして使ってみた。メニューからキャビネット形式、ユニットを選択してキャビネット寸法を入力すると特性値、周波数特性グラフ、キャビネットの設計図まで自動表示してくれるという優れものである。

キャビネット寸法を入力しダクトを円形ポートに寸法を変更すると即座に結果がでる。適当に設計したキャビネットとバスレフダクトだったが周波数特性グラフを見ると随分まともな特性になっているのに驚いた。低域のピークは、グラフ右下のスライドバーを右方向に動かし吸音材の量をゼロから増やしていけばなだらかなカーブになる。低域再生が50Hzまでフラットに出せるとなるとフロントスピーカーにも使えそうである。これなら6本全て同一キャビネットにしてもいいし2CHステレオのピュアオーディオ用としても良い。ラステームRUA22AとALIXボードと組み合わせVoyageMPDのハイレゾPC-AUDIOシステムを作るのはどうだろう。ローコストフルデジタルシステムの完成である。

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