イオン桑名シネマで映画を観た 「ある閉ざされた雪の山荘で」

 今日は、前から観に行くと決めていた映画に行ってきた。東野圭吾原作の「ある閉ざされた雪の山荘で」を映画化した作品で本日1月12日上映開始である。小説の方は、去年読んでいてまあまあ面白いというか東野圭吾らしいひねった内容の作品で納得がいかない部分も多々あるが最終的に救われない結果にはならなかったので他の作品よりは好感がもてると思っていたのである。本を読み終わった頃 ネットで映画が年明け公開されると情報が上がってきた。Youtubeでも予告編の動画とか役者の舞台挨拶とかキャンペーン動画多数アップされるようになり期待が膨らんできて観に行こうと思いを強くしていたのである。
2、3日前からイオン桑名シネマの上映スケジュールを確かめ初日午前中第1回の上映開始時間が11時50分なので当日は、そのつもりで朝から行動しようと決めた。
12日の今日 10時50分くらいに家を出て車でイオン桑名に向かった。立体駐車場の3階に停め最短距離で映画館の駐車場側入口から館内に入った。発券機で席を予約しチケットを購入してから1階まで移動し昼食を先に済ませるべくサイゼリアに入って定番メニューのハンバーグステーキとライスを注文した。店内は空いていて余裕を持って食事を終えられそうだと安心した。待ち時間の間にLineにチケットの写真やググった映画のスクショを投稿した。投稿し終わる頃 食事が運ばれてきたのでどんぴしゃり。早食いで食事を済ませると11時48分 そそくさと席を立ち支払いを済ませ映画館へ移動してスクリーン6へ入った。



映画を観終わった感想だががっかりというか酷い映画だった。邦画なので元々ハリウッドの作品と比べてどうこう言うような気はないし日本人俳優については最近の若手俳優の情報等全く知らないので期待も何もない。ある意味良くても悪くてもいいから楽しめればいいと思っていた。じゃあ何が不満なのかというとちょっと自分が思っていた映画じゃなかった。具体的には、脚本、演出ともに何か違うと言うか安っぽい感じがしたのである。ちょっとこれは、役者がどうのこうのじゃなく監督の取り組み姿勢の問題じゃないかと思った。小説が書かれたのは92年頃で携帯電話のない時代でその辺のアレンジはわかるにしてもちょっと基本設定を変えすぎていたり終盤の重要なシーンが無かったり端折ったような感じだった。最後、唐突に犯人が告白しだしたりそれまで謎解きへの追求が少ない主人公が突然真相解説をしだしたりとどうにも納得のいかない食い足りない演出だった。

邦画は、ほとんど映画館に足を運んで観ないというスタンスだが今回その考えを覆せるかと期待していた部分があったのだが今後ともこのスタンスは変わりそうもない。

90分くらいの作品で時間は十分足りていると思うので作り方次第でもっと良くなる気がする。あと30分伸ばして2時間ものにすれば更にいい。とにかく原作にもっと忠実に作り込むべきだなと思う。密室ドラマなので現代的アレンジは不要だろうし映画化不可能と言われていたようだがそんなことはないと思う。似たようなトリックの作品は70年代頃からあったと思う。この作品をハリウッドで制作したら全く違ったものになるような気がする。役者は今回のキャストでいいとして監督をブライアン・デ・パルマとかサム・ライミで制作してもらいたい。


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