マトリックススピーカーの検討

 最近、小口径のスピーカーユニットでローコストの製品をネットで調べていたら秋月で10cmで350円のユニットが売られていたりして興味を引いた。これの使いみちを考えながらAMAZONで同じようなユニットがないか検索したら色々出てきたが特に興味を引いたのが共立の10cmダブルボイスコイルユニットでペアで5500円で売られている。これを3本使用して配線を工夫するとマトリックススピーカーになり配線の組み合わせによって合成インピーダンスが色々変えられてシングルエンドのアンプで負荷インピーダンスが現実的な値で使えそうなのである。それとBTLアンプでも使えそうな配線もある。これをやってみる手も有るが長岡式のマトリックススピーカーで通常の8Ωユニット3本接続のMX14に秋月ユニットを使うのがローコストで済むので手っ取り早い気もする。ネットで3本接続のMX14やMX15をググってもあまり記事が出てこない。出てきても図面が掲載されていないので困ったなと思って長岡鉄男の書籍を調べても出てこない。仕方ないのでスクラップブックを引っ張り出してきて調べてみた。うまい具合に長岡鉄男のステレオ誌製作記事のスクラップがちゃんと残っていた。とりあえずMX14を制作する準備に取り掛かろうと思う。ユニットは、秋月かフォステクスのP1000あたりが良さそうである。

1991年頃のステレオ誌夏の工作特集記事 MX14が掲載されている


1991年頃の秋の工作特集記事 MX15


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