LinuxマシンでCFカードにDebianインストール(ALIX3D2用) 準備

インストール手順整理
インストールマシンとALIX3D2のアーキテクチャーが異ならないとして最低限の手順を考えてみる。
インストールガイドから基本的な項目を抜き出して箇条書きにしてみる。
  • 新しいCFカードのパーティション分割とフォーマット
  • スワップファイル設定
  • パーティションをホストマシンにマウント
  • debootstrapダウンロードとインストール
  • debootstrapの実行
  • chroot
  • デバイスファイルの作成
  • パーティションのマウント
    fstab設定
  • タイムゾーンの設定
  • ネットワークの設定
  • ロケールとキーボードの設定
  • カーネルのインストール
  • ブートローダーのインストールと設定
  • SSHインストール
項目毎の詳細手順 自分の環境に合わせて考える
ALIX3D2をホストマシンとして作業する。
usbポートにカードドライブを接続してCFカードを挿す。
  • CFカードのパーティション分割とフォーマット
    予めSDカードのディバイス番号を確認しておく。
    # ls /dev/sd*    ・・・・・内部スロットは、sda 、カードドライブは、sdbとなるはず
    sdbをパーティション1と2に分割 fdiskでやってみる
    # fdisk sdb             ・・・・・以降fdiskのオプションコマンドで操作
    フォーマット
    # mke2fs -j /dev/sdb1         ・・・・・sdb1をext3でフォーマット
  • スワップファイルの設定
    # mkswap /dev/sdb2
    # sync
    # swapon /dev/sdb2
  • パーティションのマウント
    # mkdir /mnt/debinst          ・・・・・/mntの下にディレクトリdebinstを作成
    # mount /dev/sdb1 /mnt/debinst      ・・・・・sdb1をdebinstにマウント
  • debootstrapダウンロードとインストール
    # mkdir work             ・・・・・作業用ディレクトリ作成
    # cd work              ・・・・・workに移動
    /work# wget http://ftp.debian.org/debian/pool/main/d/debootstrap/debootstrap_1.0.109_all.deb
         ・・・・・debootstrapをダウンロード   どれをダウンロードするのが正解か?
            all.debなら全てのアーキテクチャーに対応してそうだが
    /work# ar -x debootstrap_1.0.109_all.deb         ・・・・・パッケージ展開 data.tar.gz形成
    /work# cd /              ・・・・・ルートに移動
    # zcat /work/data.tar.gz | tar xv    ・・・・・data.tar.gzを解凍 解凍してできるのが何か?
                      予想 /usr/sbin/debootstrap

    ホストマシンがDebian環境ならapt-get install debootstarapでインストールできるらしい。Googleで検索すると事例がある。こちらの方が簡単にできるがVoyage ver0.8.0では、updateでエラーとなるのでinstallが出来ないかもしれない。Voyage ver0.10.0のCFカードの入ったALIX3D2 or VivoPCをホストマシンにすれば確実である。
  • debootstrapの実行
    # /usr/sbin/debootstrap --arch i386 stretch \ /mnt/debinst http://ftp.jp.debian.org/debian
  • chroot
    # LANG=C.UTF-8 chroot /mnt/debinst /bin/bash
  • デバイスファイルの作成 これが分からない。
    # apt install makedev    ・・・・・多分これは必須だろう
    # mount none /proc -t proc
    # cd /dev         ・・・・・/devに移動
    # MAKEDEV generic    ・・・・・MAKEDEVで何を組み込むのか理解していないと
                   やりようがない。取り敢えずgenericは、入れる。
  • パーティションのマウント  ・・・・・環境に応じて設定
    /etc/fstab編集         ・・・・・voyageの設定をコピーしてみよう  
  • タイムゾーンの設定
  • ネットワークの設定
  • ロケールとキーボードの設定
    # apt install locales      
    # dpkg-reconfigure locales
  • カーネルのインストール
    # apt search linux-image     ・・・・・これで表示されるリストから選択

    # apt install linux-image-arch-etc  ・・・・・選んだimageファイルの記述に変更
  • ブートローダーのインストールと設定
    # apt install grub-pc
    # grub-install /dev/sdb
    # update-grub
  • SSHインストール
    # apt install ssh
頭の整理の為 ここまで書いてみたがこれ以上は、やってみないと分からない。

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