ブルーレイプレイヤーをDLNAレンダラーとして使う SONY BDP-S5100

居間のホームオーディオシステムの利便性を良くしようとNASをupnpメディアサーバー化したことによりレンダラー機能を備えた機器のメニューに現れるようになった。ブロック図に表してみると図のようになる。ネットワークとオーディオ信号に限定して流れ線図を描いてみた。映像信号は、省略してある。
TVとアンプ、ブルーレイプレイヤーそれぞれDLNAコントローラーとレンダラーの機能を備えているのでどの機器からもメディアサーバーの音源、画像、動画がブラウジング出来るはずである。しかし実際に使えるかどうかは、やってみないと分からない。機器の仕様により各種ファイルへの対応に制限がある。


SONY BRAVIA (KDL-42W650A)をDLNAレンダラーとして使う場合 音源ファイル対応が圧縮音源に限られるようでWAV,WMA等の非圧縮音源は、メニュー操作しても全くファイル表示さえできない。メディアサーバーに圧縮音源を入れればもっと実用性が増すのだがCDリッピングで非圧縮WAV形式に拘ってNASに保存してきたので今更 音源ファイルの変換作業も面倒に思える。結局、Minimserver、minidlnaともに音源再生できない状態である。静止画、動画は、minidlnaからの操作限定でサーバーに保存してあるファイルについては、全て再生できている。

Pioneer SX-S30は、画像ファイルは、非対応。音源については、メニューのmusicserverを選択するとMinimserver、minidlnaともに次の階層に並んで表示されるが再生可能なのは、Minimserverでminidlnaは、エラー表示となる。



SONY BDP-S5100 低価格多機能ブルーレイプレイヤーを試してみた。LANケーブルとHDMIケーブルを接続するだけでネットワーク上の機器を認識してくれる。SONY独自のクロスメディアバーメニューにメディアサーバーが表示される。動画、ミュージック、フォト共にメニューにMinimserver、minidlnaのアイコンが並ぶ。一通り試してみたがミュージックは、Minimserver、minidlnaともに問題なく再生できる。非圧縮音源のWAV、WMAの再生OK。動画、静止画は、minidlnaのみ全てok。
ミュージック Minimserver選択 フォルダーの階層へ
NASに保存された階層のとおりアーティスト、アルバムが表示され選択出来る

minidlnaを選択
階層を降りていく
WMAファイルも対応している。

レンダラーとしてSONY BDP-S5100は、万能である。upnp対応のサーバーがホームネットワーク上にあれば使い勝手は、すこぶる良い。

ネットワーク上のNASをupnp対応させればオーディオ的にどうこうというよりホームネットワーク内のあらゆる機器からサーバーのファイルを見通しよく便利に使えるようになると実感。只 誰にでも買えそうな安価な機器で構成しているが誰でも同じように使いこなせるかというと甚だ疑問である。市販のNASをぽんと買ってきて付属のアプリでupnp対応させるのは、予備知識があれば簡単そうだが普通の人にはどうだろうか。

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