10~12cm用バックロードホーン
10~12cmフルレンジ用のバックロードホーンを作図してみた。バックロードホーンの理屈は、無視して現状のFE108S DBサブシステムのキャビネットに近いサイズでバックロードホーンを成立出来ないか形から入った検討である。大まかなプロポーションを決めてホームセンターで手に入る定尺の材料から適当な板幅のモノを選定しカットアンドトライで設計するのである。 板材は、ラワン単板 幅300mmと210mm 長さ1800mm or 900mm 側板、天板、地板は、幅300mm バッフル板と裏板、音道の構成板は、210mmを使用する。 音道の拡がり係数とかは、一切考えていない。ただ、空気室とスロート断面積だけは、最初に決めておかないとデタラメなホーンになってしまうのでD101スワンのヘッド内容積とスロート断面積を参考に近い数字を決めた。音道のスタート部分の寸法を決めてしまえばあとは図面上の見た目で音道の拡がりを適当に作図していくのである。色々試行錯誤の末 何とか図のような形になった。ホーン全長は、音道の中心線を作図して表示される線の長さを、コピペしてリストにして合計してみたら約1.8mである。 あとは、長岡鉄男先生の書籍のバックロードの理論を使ってホーンの拡がり具合を検証してみることにする。不具合があれば図面を修正することになる。