TYPE82Eジオラマの構想と19台の作り分け 考察1

TYPE82Eを19台分制作を進めてきたが用途を考えて組まないと成り行きで出来た物が漫然と並ぶだけになってしまう。何となく民間車10台 ドイツ帝国陸軍5台 ドイツ交通局4台で組んできた。パーツの塗装を始めたら何色で何台塗装するか考えながらの作業となり戸惑いが多く疑問が湧いてきた。ここらで1回整理したい。やはり目的と計画を明確にしないとだめだ。

元々TAMIYA 1/48 TYPE82Eを毎月コツコツ購入してきたのは単価が安くてサイズの小さなモデルを毎日の様に制作して暇つぶしができるということだった。また同じパーツを沢山加工する過程で再現性のある合理的な手順・工程を考えられるという利点もある。19台以前に作った8台で制作、塗装の手順は、大体頭の中に入っていて制作過程のやりにくさと問題点も把握している。1点1様のものを毎回試行錯誤で職人技を磨く様なやり方でなく工業製品を量産するような簡単な工程で誰でも制作出来る作業手順を考えていきたい。

元々は暇つぶしが動機であったわけだがTYPE82Eを調べてみると戦時中のドイツの国策としてのヒトラーの国民車構想とポルシェ博士の開発秘話が分かってきて興味が尽きない。ググってみると戦前、戦中、戦後の情報、画像が一杯でてくる。記録写真にはプロパガンダ目的で撮影されたと思われるものが多いがそれだけヒトラーが力を入れていた政策だったことが窺われる。こういったプロパガンダ写真を見ているとTYPE82Eを使った情景模型を作ってみたくなる。記録写真を掲載したいが著作権のある画像を無断掲載するわけにもいかないし情報元のサイトのリンクを載せるのも色々と問題がありそうなので止めておく。ジオラマのアイデアは、記録写真を参考に幾つか情景を考えていこう。

以前に制作した8台
バリエーションとしてあとドイツ帝国陸軍仕様で灯火管制カバーなし2種(ダークイエロー、ジャーマングレイ)を加えれば全種揃う。TAMIYAのパッケージの取説には工場で艶消し黒で塗装して出荷し使用部署で用途に応じて塗り替えられることもあったとある。これも制作するとなるとあと2種か4種作る必要があるがジオラマ用途には向かない。
ドイツ交通局仕様ダークイエロー塗装 灯火管制カバーなし

ドイツ交通局仕様ダークイエロー塗装

ドイツ交通局仕様ジャーマングレイ塗装 灯火管制カバーなし

ドイツ交通局仕様ジャーマングレイ塗装

ドイツ帝国陸軍仕様ジャーマングレイ塗装

ドイツ帝国陸軍仕様ダークイエロー塗装

ドイツ民間車仕様艶ありブラック塗装 バンパークロームメッキ

ドイツ民間車仕様 ヘッドランプリムをボディ同色、バンパーセミグロスブラック塗装にしてみた

やはり数を並べるのが基本

ズームレンズで望遠側で撮影したので奥の方がピンぼけ
ワイド側で撮影すると寄りきれない

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