LightMPD/upnpgw UPNPアダプターでVoyageMPDのネットワーク分離
LightMPD/upnpgwをUPNPアダプターとして設定すると手持ちのMPDをネットワーク分離してUPNPレンダラー化できる。自宅のオーディオルームのシステムではAPU 2台でイーサネット分離モードで使うよりもシステムがシンプルに構成できそうなので試してみた。
・SP-DIF出力を備えたPCをMPDにしてUSB-DDCを介さずにデジタルアンプに接続する。
・APU1D4(LightMPD/upnpgw)をUPNPアダプターとしてMPDとネットワーク分離する。
システムの構成図
SP-DIF出力を備えたX86マザーボードにVoyageMPDをインストールしてUPNPアダプターと通信できるように設定する。
使用したPC ASUS VivoPC TOS端子を背面に備えた安価なベアボーンを購入した。
同軸デジタル出力を使いたい場合は、SP-DIFヘッダー付きのマザーボードを使う。
OS、MPDは、VoyageMPD 0.10.0 x86用として今のところこれしかない。
ArchLinuxをインストールしてMPD環境を自力で構築するという手もある。
VoyageMPD 0.10.0 のインストール
起動ドライブをSSD、CF、SD、USB等から選ぶ 今回は、CFカードをSATAアダプタに取り付けて本体に搭載。インストールCDで起動してインストールコマンドを打つ
詳細手順は、省略
genericpcを選択してインストール
インストール後の設定
ネットワークの設定 ホームネットワークから分離するプライベートアドレスに固定
/etc/network/interfaces.d/eth0.conf
#iface eth0 inet dhcp
iface eth0 inet static
address 10.0.0.2
netmask 255.255.255.252
network 10.0.0.0
broadcast 10.0.0.3
gateway 10.0.0.1
dns-nameservers 10.0.0.1
mpd.confの設定
・lightmpdの流儀に合わせる部分とpolipoの有効化
・SP-DIF出力の有効化
/etc/mpd.conf
user "root"
group "root"
bind_to_address "any"
port "6600"
input {
plugin "curl"
proxy "10.0.0.1:8123"
}
audio_output {
type "alsa"
name "My ALSA Device"
#device "hw:0,0"
device "iec958:0,0"
}
APU1D4の設定
SDカードにLightMPD/upnpgwをインストール
SDカード8GB
4GB用のイメージファイルapuboot4g.img.xzを7-zipで展開
展開してできたapuboot4g.imgをDDwinでSDカードに書き込み
lightmpd-upnpgw-apu1-v1.0.0.zipを7-zipでSDカードに展開
lightmpd.confは、雛形lightmpd.conf-upnpgwを使用
雛形をlightmpd.confにコピーしてから編集
編集するセクションは、[network] [ntp]
[network] ホームネットワークの環境に合わせて変更
interface=eth0
address=192.168.0.112
gateway=192.168.0.1
netmask=255.255.255.0
nameserver=192.168.0.1
domain=mydomain.jp
[ntp] 時刻設定
server=ntp.nict.jp
ntpd=no
timezone=Asia/Tokyo
システムの画像 APU1D4とASUS VivoPC
PC背面 TOS端子に光デジタルケーブル接続、LANケーブルはAPU1D4のeth1と接続
VoyageMPD起動画面 VivoPCと液晶モニターは、常時接続。ネットワーク分離なのでホームネットワークからリモート接続出来ない。
ifconfigでアドレス確認 10.0.0.0ネットワークに接続されているのが確認できる。
オーディオルーム
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