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10~12cm用バックロードホーン

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10~12cmフルレンジ用のバックロードホーンを作図してみた。バックロードホーンの理屈は、無視して現状のFE108S DBサブシステムのキャビネットに近いサイズでバックロードホーンを成立出来ないか形から入った検討である。大まかなプロポーションを決めてホームセンターで手に入る定尺の材料から適当な板幅のモノを選定しカットアンドトライで設計するのである。 板材は、ラワン単板 幅300mmと210mm 長さ1800mm or 900mm 側板、天板、地板は、幅300mm  バッフル板と裏板、音道の構成板は、210mmを使用する。 音道の拡がり係数とかは、一切考えていない。ただ、空気室とスロート断面積だけは、最初に決めておかないとデタラメなホーンになってしまうのでD101スワンのヘッド内容積とスロート断面積を参考に近い数字を決めた。音道のスタート部分の寸法を決めてしまえばあとは図面上の見た目で音道の拡がりを適当に作図していくのである。色々試行錯誤の末 何とか図のような形になった。ホーン全長は、音道の中心線を作図して表示される線の長さを、コピペしてリストにして合計してみたら約1.8mである。 あとは、長岡鉄男先生の書籍のバックロードの理論を使ってホーンの拡がり具合を検証してみることにする。不具合があれば図面を修正することになる。

Voyage リモコン

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ウォークマンにMPDroidをインストールしてVoyageのリモコンとして使ってみた。ウォークマンZ1050を購入したものの専ら旧型のX1050を愛用しているので宝の持ち腐れとなっていた。この際Voyageのリモコンとして有効活用することにしてみた。以前Acer ICONIA TABにDroid MPD Clientをインストールしてみたが使い勝手が悪かったので使うのをやめていた。そもそも両手で支えて持つような大きさでは実用にならなかった。タブレット端末をリモコン代わりに使うには、サイズが小さめな方が良い。MPDroid自体は、特に使い勝手に問題なく分かりやすい。Droid MPD Clientの様に曲の順番が狂うこともなかった。 ついでにTelnet / SSH Simple Clientをインストールしてみた。何時もVoyage MPDの電源を落とす時は、Poderosaからコマンドを打っていた。電源ぶちぎりという手段は、どうも性分に合わないのである。Voyage MPDの操作をミニノートPCからウォークマンに置き換えるには、GMPCとPoderosaでやっていたことがそっくり出来ないといけないのである。 Telnet / SSH Simple Clientの使い勝手だが電源を落とす分には問題ない。shutdown -h now かpoweroffと打てば良い。スクリーンに直接文字が打てないのでVoyage MPDの環境設定をするのには無理がありそうである。その時は、ノートPCを使うしかない。 サブシステムのテーブルから液晶ディスプレイとミニノートを片付けた。すこしスッキリしすぎた感じ。 テーブルの下のダンボール箱を何とかしたいところである。アマゾンの箱は使い勝手が良くて助かってる。

トランスフォーマー

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購入したトランス2個。左が9V1A 右が6.3V1Aである。UDIF7の電源は、6.3V1Aを使い5Vタップで配線する。9V1Aの方は、実験用である。ALIXの電源を最新の整流用ダイオード、基板用電解コンデンサ、タカチのケースHENで製作して音に違いがあるか確かめてみたい。 何かを変えると音が変わるというのは、あるとは思うが劇的に良い方向に変わるということは、あまり体験できない。気休め程度の変化ではやる意味は、少ないと思う。趣味として何かコツコツ作るというそのこと自体が楽しいだけである。 今日聴いたLP PHILIPS FH-8 audio clinic series サラサーテ 昔、まとめ買いしたオーディオクリニックシリーズである。シリーズ10枚購入したが聴いたのは、多分1、2枚だけだと思う。当時(35年くらい前)は、あまり聴いて面白いと思わなかった。音楽鑑賞に向かないものを趣味のオーディオ用として無理やり買ったのである。手持ちのレコードの発掘作業で手付かずでまだ残っていたので順次聴いてみることにした。 SIDE2からかけてみた。サラサーテ カルメン幻想曲作品25 音が出た瞬間度肝を抜かれた。激烈な音がした。立ち上がりの鋭い音が矢のように飛んで来て体に突き刺さるような感覚である。Victor U1Eが盤面から音を忠実に掘り起こしている。バックロードD55も伸び伸びと鳴っている。これは掘り出し物だった。劇的に良い方向への変化である。装置よりも良いソースを探すことのほうが大事なのかもしれない。

UDIF用の電源

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フェーズテックUDIF7の電池の電圧が下がってきて動作しなくなった。電圧が下がるとどのように機能停止するのか興味があったが突然音が出なくなるという分かりやすい停止の仕方だった。テスターで電圧を計ると4.2Vくらい。動作電圧範囲は、5~7.5Vなので単3電池5本直列くらいの方が使いやすいかもしれない。しかし電池交換の煩わしさを考えると電源を製作したい。 * DDC 2台、ALIX、HDDの上に乗せてある物は、ADプレイヤーから外した防振ゴムである。これで音が良くなるかどうかは、分からないが気休め程度の対策である。 ということで名古屋大須へ出向いて電源の部品を買い込んできた。タカチのケース、コンデンサ、端子類、トランス(写真には無い)。電解コンデンサは、普通の物とオーディオ用と買ってみた。オーディオ用と称する方は、ズッシリと重量感がある。整流用ダイオード、レギュレータは、何を買っていいのか分からないので保留とした。レギュレータは、UDIF7の基板上に付いていて3.3Vにしているようなので外部電源には必要なさそうである。となるとトランスのタップは、5Vを使用してブリッジ整流をかければ7.07Vとなり丁度良い電圧を供給出来る。整流用ダイオードは、通販サイトのカタログを見て適当に決めて買うことにする。